2015年06月04日

成年後見人による空家の取壊し

こんにちは、横須賀事務所の平賀です。

さて、前回の永井くんの記事では、空家問題が取り上げられていましたが、実はタイムリーなことに、つい先日、空家の取り壊しに携わりました。

当事務所で成年後見人をさせていただいている方のご自宅の取り壊しでした。


【成年後見制度】
とは、認知症や精神障害などにより、判断能力が不十分な方々の財産を守る制度です。

ごく簡単にご説明しますと、裁判所によって選任された後見人が、本人に代わって預貯金や不動産の管理をしたり、施設の入所契約をしたり、本人がよくわからないまま契約してしまったものを取り消したりすることによって本人の財産が本人のために適切に使われることをサポートします。

今回は、ご本人は施設に入居なさっていて、ご自宅は空家になっていたのですが

何しろこの家屋がかなりの年代もので(明治ころの築と思われます!)

老朽化が進んでおり、屋根瓦が今にも落ちそうな、危険な状態でした。

「万が一けが人が出たら大変!」ということで今回取り壊しに至りました。

成年被後見人等の居住用不動産を処分する場合には、家庭裁判所の許可が必要になります。

売却する許可の申立書は事務所にひな型があったのですが、取り壊しは初めてのケースだったので、四苦八苦しながら作成しました!

実はこの他にも、建物の名義人が知らない人になっていて、訴訟を通じて所有権を確認したり、大変長い道のりでした。((+_+))

無事に許可が下り、先日取り壊し工事も完了し、ご自宅にまつられていたご位牌をお寺に納め、
ひとまず取り壊しは終えられました。

ご本人が80年以上お住まいになっていたお宅でしたので、取り壊す前に、最後にもう一度だけ連れてきてあげられればよかったなぁと、少し心残りです。

(ご本人は外出も難しく、「お任せしますから、別に見なくてもいいよ」
 とおっしゃってたのですが (;^_^))


posted by はなちゃん at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 花沢事務所つれづれ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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